コラム

知的財産は特別なものではない──中小企業が生み出す「価値」の源ー大池聞平先生②

知的財産は特別なものではない──中小企業が生み出す「価値」の源

「知的財産」と聞くと、
多くの中小企業経営者は距離を感じます。

・特許なんて持っていない

・大企業の話ではないか

・うちには関係ない

しかし、大池先生の話は、その前提を大きく覆します。

知的財産は、中小企業こそ必要なんです。

■ 背景|なぜ中小企業にとって知的財産が必要なのか

競合に対しリソースが劣っていても、

「法的な保護」や「仕組み」によって、競合に対し優位に事業を遂行できるためです。

様々な差別化要因の中で、唯一、法的な保護を受けることができる、

それが知的財産です。

■ 意味|差別化が必要⇒新たな取り組み⇒知的財産の誕生

最近、多くの中小企業経営者と話をする中で、

差別化の必要性を感じられている中小企業経営者が増えている

との肌間隔があります。

差別化には、新しい取り組みが必然的になされ、

その取り組みの過程で、「知的財産」が生まれます。

差別化しようとする中小企業にとって、 「知的財産」は無関係ではありません。

この「知的財産」を、

権利として保護する、あるいは、

ノウハウとして保護することで、

競合の模倣が困難となり、

長期に亘って、差別化が維持され、利益の源泉となるのです。

■ 経営への落とし込み|まずやるべき整理

経営者がやるべきことは、

・何が自社の「強み」なのか

・その「強み」は、誰に、どう価値を生んでいるのか

を棚卸しすることです。

中小企業では、自社の強みが「知的財産」を生み出すための源となります。

そのため、まず自社の強みを把握することが必要です。

自身が「当たり前」と思っていることが、強みである場合もあります。

そして、強みを活用できる、「新しい取り組み」が必要です。

マーケティング・情報収集で、

世の中に価値を提供できる、取り組みを考え抜く必要があります。

そして、競合に先んじて、新たな取り組みを行うことが必要です。

「事業に勝つ」には、ニッチでもよいので、

フロントランナーを目指すことが必要です。