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なぜ「売ろうとする営業」は契約できないのか― 信頼される営業に変わるたった一つの考え方 ―

住宅営業の現場で、
よく起こることがあります。

・なかなか契約が決まらない
・商談は進んでいるのに失注する
・最後の一歩で断られる

こうしたとき、多くの営業は
こう考えます。

「もっと提案を強くしないと」
「早く次のステップに進めないと」

しかし実際は、
ここに大きな落とし穴があります。

営業がうまくいかない理由

ある工務店で営業指導をしていたとき、
こんな状況がありました。

営業担当者はとても真面目で、
提案も一生懸命やっている。

しかし結果は

・契約が決まらない
・失注が続く

という状態でした。

話を聞いてみると、
ある共通点がありました。

それは、

「営業側の都合で商談を進めている」
という点です。

よくある“売り急ぎ”

具体的には、

・事前審査を進めましょう
・設計に入りましょう

と、比較的早い段階で
次のステップに進めようとしていました。

営業としては、

「早く形にしたい」
「前に進めたい」

という意識です。

しかし結果は逆でした。

お客様がついてこれず、
最終的に失注してしまうのです。

■ 原理原則に立ち返る

そこでまず、
営業の考え方を見直しました。

お伝えしたのは、シンプルな原則です。

「人は、自分の思った通りにしか動かない」

どれだけこちらが進めても、
お客様がその気になっていなければ
前には進みません。

■ 営業を“聞く仕事”に変えた

そこでやったことは一つです。

営業のやり方を変えること。

・進める営業 → 聞く営業へ

具体的には、

・お客様に興味を持つ
・何に困っているのかを聞く
・何を望んでいるのかを聞く
・何をしてあげるべきかを考える

これを徹底してもらいました。

■ お客様の本音が出てきた

この取り組みを続ける中で、
変化が起きました。

それまで出てこなかった

・本当の不安
・本当の希望
・本当の判断基準

が少しずつ見えてきたのです。

■ 結果として契約が変わった

その結果、

・商談がスムーズに進むようになり
・無理に進めなくても契約が決まり
・お客様の満足度も上がる

という状態に変わりました。

■ なぜ信頼が重要なのか

この事例からわかることは明確です。

営業とは
「進める仕事」ではありません。

「信頼をつくる仕事」です。

信頼があると

・お客様が自ら前に進む
・判断がスムーズになる
・契約が自然に決まる

という状態になります。

まとめ

営業で一番大切なことは

売ることではなく、
理解することです。

・売ろうとする → 断られる
・理解しようとする → 信頼される

この違いが、
結果を大きく変えます。

最後に

信頼は、テクニックではありません。

姿勢です。

お客様にどれだけ興味を持ち、
どれだけ寄り添えるか。

そこにすべてが表れます。