コラム
コラム
KSN理事 畔柳 興次郎(くろやなぎ こうじろう)です。
KSN以外では、株式会社キーコネクションズというコンサルティング会社を経営しております。
ところで、当社では、事業の一つとして、中小~大手企業のコスト削減を行っておりますが、クライアントから、度々、「各社でも様々な取り組みをしているのに、なぜ、御社にお願いすると結果がでるのですか?」 という質問をされます。
確かに、大抵、各社で工夫をされ、コスト削減に取り組まれているのですが、自社で取り組まれる場合と当社にご依頼いただく場合とでは、上記のような違いがございます。 ですので、信頼できる会社に委託することが成果創出への近道ではありますが、自社で取り組む場合には、どうすれば外部委託する場合と同程度の成果を創出することができるのか?
その一番ポイントとなるのは、 「コスト削減活動の責任者を決定し、専任化(又は最優先事項として一定の活動時間を確保)する」 ことであると考えます。
それにより、片手間での中途半端な活動ではなく、時間をかけて最大の効果を目指すこともできますし、経験値が上がり、日々の活動レベル向上にも繋がります。 ただし、コスト削減活動では、社内外の方との適切な交渉や気づきによる工夫が欠かせないため、優秀な人材を選出することも必須です。
もし、優秀な人材の選任や活動時間の確保が難しいのであれば、やはり、外部委託を検討することが良いでしょう。
コロナ禍で売上を伸ばすことが困難な状況ですので、ぜひとも、各社様が無駄なコストを削減し、高収益体質企業になれることをお祈り申し上げます。
次回のコラムは、具体的なコスト削減の取り組み方法を掲載できればと考えております。
以上