黒田昌史先生 インタビュー 「お金が残る財務経営」とは

今回は、「財務経営」を推進されています。

また、「財務セミナー」の講師をお願いしています。

日本マネジメント税理士法人  代表税理士黒田昌史先生に

「財務経営」についてお話をお伺いしました。

< Q1>  最初に黒田昌史先生の経営理念とビジョンを教えてください。

<A1.> 経営理念は「お客様の成長に貢献し、それと伴に我々も成長する」です。

             経営ビジョンは「5年後にすべてのお客様を「黒字経営」と

  「実質無借金経営」にする」ことです.。

<Q2> 中小企業の7割が赤字と言われています。

  そして、コロナ禍でもっと割合が増えていると思いますが、

        黒田昌史先生の顧問先さんの状況はどうですか。

<A2> 当社の顧問先約200社ですが、そのうち約7割が黒字経営です。

<Q3> 素晴らしいですね。黒字にするポイントがあれば教えてください。

<A3> まず期の初めに社長と今期出すべき利益を決めます。

   そして毎月毎月、試算表を元に どれだけ利益が貯まっているのか

   モニタリングします。ズレがあるとその場で軌道修正します。

           このPDCAがやり切れていることが黒字経営につながると確信しています。

<Q4> よくわかりました。計画とモニタリングがポイントなんですね。

   ではコロナ融資の返済が始まり、コロナも先がどうなるかわかりませんが、

   不安を抱えている中小企業の経営者にアドバイスをお願いできますか。

<A4> 「なぜ会社が潰れるのか、わかりますでしょうか?」

           ひとつは、お金が無くなるから会社が潰れるのです。

   もう一つは。後継ぎがいないから会社が潰 れるのです。

            コロナだからといって会社が潰れるわけではありません。

   大事なことは、会社にお金が残る経営に変革することですね。 

<Q5> コロナのせい(他責)することは、簡単ですが、本質は、違うのですね。

    では、最後に「財務セミナー」の講師をされていますが、このセミナーの

    ポイントを教えてください。

<A6>「会社にお金が残る経営」にどう変革していけばいいのかを

    シンプルにお伝えしています。
              
 

    ポイントは次の3つだけです。
      
 

    1.お金が減るのか、残るのか?
      

      2.利益が出るのか、出ないのか?
        

             3.誰のお金で、何に使っているのか?

 

             単純で簡単そうに見えますが、たいへん重要な見方です。

        
       
 セミナーではそれぞれのポイントでの見方をお伝えしています。

 

 黒田昌史先生ありがとうございました。「財務セミナー」は、毎月開催しています。

 ご興味のある方、ぜひご参加ください。